あずあみです。
私はバンドマンの男性とお付き合いしていたことがあります。
この記事にたどり着いたあなたは、現在バンドマンの彼女でしょうか。
これからバンドマンの彼女になりたい人でしょうか。
あるいはバンドマンの彼女だった人?
この記事は「バンドマンの彼女になりたい人」に向けて書きますが、まぁ、バンドマンに関わる方ならどなたでも楽しめると思います。
いいですか。
バンドマンの彼女が覚悟すべきたった1つのこと。それは。
絶対に彼の1番にはなれない
ということです。
もうマジで、これだけです。
このことさえ覚悟できれば、とても素敵な恋愛になるでしょう。(白目)
バンドマンの彼女は絶対に1番にはなれない
本当に、これに尽きます。
ちなみに。
ここでは、一生懸命にバンド活動をしている男性をバンドマンとしましょう。
月に1回のバンド練習で楽しむ方…ではなく。
正社員で働くのが難しいほど、平日も休日もライブの予定が入っているような、熱心なバンド活動をしている方をバンドマンと呼びます。
そして、もちろんメジャーではなく、、平たく言えば売れてないバンドマンを、ここで言うバンドマンとします。
バンドマンの彼女は、絶対に彼の1番にはなれません。
衝撃的かもしれませんが、事実です。
これが、バンドマンの彼女としては最大の難関になるでしょう。
バンドマンとお付き合いするほとんどの女性は、この壁にぶち当たり、耐えられなくなることが多いです。
だって、ほとんどの女性は「彼の1番になりたくて彼女になる」のですから。
実際にお付き合いをしてみて「1番になれないなんて、話が違うわ!」となるのは容易に想像できますね。
彼女が1番じゃないなら、何が1番なの?
そう思ったあなた。
バンドマンにとって1番となり得るものをお伝えしますね。
バンドマンの彼女の優先順位は2位かそれ以下
くり返して悲しい事実を伝えていますが、バンドマンの彼女は1番にはなれません。
バンドマンにとって、彼女の優先順位は2位以下です。
彼女の優先順位は3位にも4位にもなり得ます。
彼女を差し置いて、何が1番になるのか?
以下にまとめました。
バンドマンが彼女より優先するもの①お客さん
バンドマンが最も優先するのはお客さんです。
優先順位は堂々の第一位!
客観的に考えれば、至極当然の話なんですね。
バンドマンにとってはお客さんが本当に大切だからです。
というのも、バンドマンは、ほとんどの場合ライブハウスにお金を払って出演します。
(お招きされることもありますが稀でしょう)
ライブハウスへの支払い分、お客さんから回収できれば黒字、できなければ赤字です。
ブロガーなんかより、もっとシビアな世界ですね。
自分を売るためにはライブが必要。
ライブをするためにはお金が必要。
お金を稼ぐためにはお客さんが必要。
バンドマンの中には「ライブのために正社員にならない」なんて人も結構います。
平日も休日もライブができるように、派遣やバイトを選ぶ人も多いんですね。
さらに細かいことを言うと、ライブをするための練習も、スタジオを借りるのでお金がかかります。
バンドマンによってはツアーに回ることもあり、交通費もバカになりません。
そんな中、彼らにとってお金の問題は重大です。
ぶっちゃけ、お金に余裕のあるバンドマンなんて見たことがありません。
そんな中、お金に直接関係するお客さんは、マジで1番大切なんです。
彼女よりもずっと。
バンドマン(彼氏ではない)の言葉を借りれば「バンドは水商売に等しい」ということです。
お水の世界では、お客さんをお店に呼んで、そこでお金を使ってもらう。
そのためにはお店以外のところでも努力をする。
バンドマンは、お客さんをライブハウスに呼んでお金を使ってもらう。
チケットだけでなく、CDやグッズを購入してもらう。
そのためには、ライブハウス以外でも連絡を取ったりといった努力をする。
うーん、、まさに。
バンドマンが彼女より優先するもの②バンドの先輩
ここから先は、みんな同じくらいの優先度だと思います。
バンドマンにとっては、バンドの先輩も大切です。
チャンスになることがあるからです。
自分たちよりファンの多いバンドと繋がりを作っておくと、対バンの声がかかることがあります。
※対バン…同じライブに出演すること。
彼氏がファン10人のバンドをしていて、先輩のバンドにファンが100人いたとしましょう。
先輩のバンドと同じ日にライブ出演したらどうなるか。
先輩のバンドを見に来たファンが、彼氏のバンドも見る機会が生まれ、上手くいけば先輩のバンドと一緒に応援してくれるようになる可能性があります。
先輩の「今度、一緒にライブする?」という、この一言のために、バンドマンは先輩を大切にしがちです。
(トンガっているバンドなら全く関係ありません)
これは人間の性でしょうね。
懐いている、頑張っている人間がいれば、応援したくなっちゃうんですよ。
「あいつ頑張ってるし、今度呼んでみるか」となるのは自然なことです。
これは先輩に限らず、他バンドに対しては全て共通しています。
勢いのあるバンドを大切にする、同期のバンドを大切にする。
本当に仲良しの場合もありますが、多くは対バンのチャンスのための努力ですね。
バンドマンが彼女より優先するもの③ライブハウス
バンドマンが自分を最大にアピールできる場所、それはライブハウスです。
そりゃあ大切にしますよ。大切ですよ。ライブハウス。
こんな時(コロナ禍)であればあるほど、これは顕著になっているのではないでしょうか。
ライブハウスが厳しい今、恐らくお金のないバンドマンは、ライブハウスに献金しているでしょう。
彼女と外食を我慢して、ライブハウスにお金を渡す…なんてこともあり得ます。
ライブハウスの販売するグッズを購入するだとか、クラウドファンディングを介するだとか。
直接的ではなくても、何かしらで応援しているでしょう。
自分だってお金はないのに。
それがバンドマンです。
バンドマンの彼氏が良いとか悪いとかの話ではない
私は、バンドマン彼氏のネガティブキャンペーンをしたいのではありません。
バンドマンの彼女はやめておけ。
バンドマンの彼氏はヒドイぞ。
こんなことを言いたいのではないのです。
最初にお伝えした通り「これだけは覚悟しておけ!」って言いたいだけなんですよね。
別にバンドマン彼氏が良いとか悪いとか、そんな話ではなく。
というか、好きになっちゃったら、そんなの関係なくなっちゃうんですよ。
バンドマンだから付き合うとか、バンドマンだから付き合わないとか。
好きって気持ちはそんな理屈ではないですよね。
好きだから、好き。
そうでしょ?
なので、バンドマンを好きになっちゃったあなたが苦しんでいるなら、ちょっと心を軽くしたいなと思って書きました。
バンドマンの彼女はみんな、こんなもんです。
絶対に優先順位が1位にはなれません。
もしあなたがこのことで悩んでいるなら、それは彼だからというより、彼がバンドマンだからです。
優先順位を上げたいならお客さんになるべし
最後に、きつめのことを言って終わります。
もし、バンドマンの彼から、誰よりも何よりも大切にされたいのなら、お客さんになりましょう。
彼女ではなく、お客さんになりましょう。
これはもうしょうがないんです。
そういうことなんです。
「お客さんより私を優先して」という事柄に関しては、話し合いの意味もありません。
バンドマンにとっては、それは不可能です。
彼女のあなたと一緒にいても、バンドマン彼氏は次のライブに関してお客さんと連絡を取り合っているし(お客さんは女性のことも多い)、ライブのあとの打ち上げでは、彼女の待つ家に帰らずお客さんと一緒に過ごしているし(お客さんは女性のことも多い)。
もし、お客さんのように大切にされたいのであれば、あなたがお客さんになるしかありません。
彼を変えることは無理です。絶対にありえません。
少なくとも、彼がバンドで頑張りたいと思っている間は、何があっても無理です。
さて。
それでも彼女でいたい。でも苦しい、辛い。
そんなあなたに、考え方のヒントを。
「私は、彼のバンドの一員だ」と思い込みましょう。
私もバンドとして売れたいと考えるんです。
そうすれば、彼がお客さんと連絡をとっていでも「私たちが売れるために頑張っているな」と思えるし、彼がお客さんと打ち上げをしていても「帰ってきたらゆっくり休ませてあげよう」と思えます。
彼に優先される側ではなく、彼と一緒に優先してあげる側になる、という感覚ですね。
この思考は「彼を応援したいから彼女になった人」に向いています。
一般的な感覚である「彼の1番になりたくて彼女になった人」にとっては、正直この思考もキツイでしょう。
とにかくバンドマンの1番になりたいのなら、間違いなくお客さんになることをオススメします。
バンドマンの彼女は、1番を諦めて寄り添う気持ち。
これを極限まで試されることになります。
ある意味、修行のような感覚です。
イイ恋をしましょう。
ありがとうございました。
愛と破壊の戦士あずあみです。
日々の中で感じたこと、考えたことを書き殴っています。
ほろ酔いで読むとちょうどいい感じのブログです。
お酒のおつまみにしてください。
というかシラフで読まないでください。お願いします。お酒を飲んでから来てください。どうか、この通りです。勘弁してください。
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