「明日死ぬと思って今日を生きろ」に物申す

破壊的思想

あずあみです。

タイトルにある「明日死ぬと思って今日を生きろ」って、主に前向きな意味で使われる台詞ですね。
誰でも一度は聞いたことがあるでしょう。

この世の全ての人が「良い言葉だなぁ」と感じているであろうこの台詞に、今夜は物申してみます。

あずあみ、やったりますわ。聞いてくれ。

明日死ぬと思って今日を生きろって言われたら

明日死ぬと思って今日を生きろ。
って台詞を、多くの人はそのまま受け止めているのではなく、無意識のうちに意訳し、良いと感じているのでしょう。

後悔のないように、今日を精一杯生きろ。って。

そしたら最高の言葉ですよね。とても前向きで、ポジティブ。
響きも美しく、誰の心にも届くでしょう。

私は、…まぁ、みなさんご存知の通りなので、この台詞には違和感がありました。ずっと。

明日死ぬんだったら、今日めちゃくちゃにするよ。

破壊の戦士ですから。
明日死ぬんだとしたら、はちゃめちゃになります。

やっちゃだめなこと全部やります。

健康も体形も気にせず、食べたいものを食べたいだけ食べます。
将来の病気や美しさを気にする必要がないからです。
美しいまま死にたい、としても、1日で体形が変化するということはまずありえませんね。

新しい出会いを求めず、今の人だけを大切にします。
今後の繋がりは全く意味がなくなってしまうからです。
最高に気の合う誰かに出会う可能性に時間を使うより、今の大切な人に時間を使いたいです。

全ての学びを諦め、今までの知識だけで過ごします。
基本的に学びは未来へ活かすものであり、今を生きるためには不要なことが多いからです。
どの学びが人生に大きく影響するか、判断する時間ももったいないでしょう。

いかがですか。
あずあみと同じくらい、…まぁ、言葉にするのは野暮ですよね。
私と同じように感じる方はいませんか。

明日死ぬと思って今日を生きたら明日死ぬ

さて、私と同じように感じる人は、この台詞を聞いてどうなるか。
「明日死ぬと思って今日を生きろ」って言われて、「よっしゃ!やったるぜ!」ってなっちゃう人はどうなるか。

マジで明日死にます。ちーん。

不健康な生活の繰り返しは確実に体を蝕み、死を引きずり寄せます。
新しい出会いも学びもなく、「生」とは離れていくでしょう。

シンプルに、やっちゃだめなことして、社会的に死ぬパターンもあり得ます。

「明日死ぬ」という言葉は、少し投げやりな、自暴自棄を誘うような、どうしても負のオーラを拭いきれないと感じます。

明日死ぬって下手な脅しに聞こえちゃうのよ

どうして「明日死ぬ」という言葉にプラスの雰囲気を感じられないのかと考えました。

1番は、私が…まぁちょっとアレなのかな、という結論になったのですが、それ以外の原因にも気づきました。

「明日死ぬ」って、ちょっと脅してるんですよ。

うーん、わかりますかね。

おらおら、明日死ぬぞ。死ぬんだぞ、どうだ。な?ちゃんと生きろよ?
みたいな。

伝わるかなぁ、ちょっと怖いんですよ。
下手な脅しみたいに聞こえるんです。

しかも、サッパリした気持ちの良い脅しではなく、ジットリとした後味の悪い脅しです。

「おい!カンニングさせろ!」ではなく「もし~、テストの回答に協力してくれたら~、今にも暴れだしそうな右手の拳が~、一瞬で落ち着きそうだわぁ~」みたいな。
下手くそで胸糞悪い脅しみたいに聞こえるんです。

ちょっと言葉が汚くて、すみません。伝えたくて。

伝えたいことは前向きなメッセージのはず

そもそも、明日死ぬと思って生きろって台詞が伝えたいことは、前向きなメッセージのはずです。

最初に少し触れたように、精一杯生きましょう、とか。

感謝を忘れずに過ごしましょう。
愛する人に愛していると伝えましょう。
明日ではなく、今日やりましょう。

そういった、プラスの行動を促すメッセージのはずです。

だったら、だったらよ。

もっと良い言葉があるので提案させてください。

「いつか必ず死ぬことを忘れないで生きよう」

どうですか。この言葉。

いつか必ず死ぬことを忘れないで生きよう。

自分の絵に自分で賛を書いてるってことは重々承知していますよ。
でも、ちょっと良くないですか。

私たちはいつか死ぬんだと、自分も死ぬんだと、忘れています。
まぁ、当たり前です。
死ぬかも、って常に考えていたら何もできません。

私たちにとって「死」は強すぎる恐怖です。
そういう極度の脅威は、ぐーっと遠くへ追いやって、忘れることでやっと生きていられるんです。

なので、突然に死を思い出させる出来事があると、おののきます。
…これはまた別の機会に話すとして。

死を忘れているということは、裏を返せば、ずっと生きていられると思っている、ということです。

みんな、命が永遠だと思い込んで生きています。
命に終わりがあるとしても、それは何十年も先の話だと、信じ込んでいます。

残された時間は有限なんだと、思い出すこと。
最期のタイミングを選ぶことはできないと、思い知ること。

そのための言葉として「いつか必ず死ぬことを忘れないで生きよう」を使ってください。

朝、目が覚めたとき。仕事を始める前。絶望を見たとき。夜、眠りにつくまどろみの中。
どんなタイミングでも良いです。
この言葉を、心の片隅に置いてみてください。

そして、愛する人をもっと愛してください。

私たちは死にます。どうあがいても。
でも、きっと、死ぬために生きてるんじゃないよ。

生きるために死があって、だから今、生きているんだよ。

そう思いたいあずあみでした。

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愛と破壊の戦士あずあみ