あずあみです。
「数学なんて、何のために勉強するんだ!」
みなさんも、学生の頃に一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
こんなに難しい公式は、何のために覚えるんだ。
複雑な計算は日常で必要ないじゃないか。
私は塾講師として数学を教えていたので、何十人もの子どもたちに、とてつもない回数聞かれました。
「どうして、数学が、必要なの?????」
私も最初は適当に流していましたが、何度も何度も問いかけられることで、そのうち本気で考えました。
「どうして、数学が、必要なの?????」
そこで、いくつか私なりの答えを見つけることができたのです。
なぜ数学を学ぶのかというと、
ちょっとだけ楽に生きられるかもしれないから
です。
数学は何のために勉強するのか
もしかすると、この記事を読んでいる人は、学生さんも多いかもしれませんね。
今まさに数学を勉強していて、しかもそれが難しくて、「あぁ、一体どういう了見で、今後の自分の人生において数学などという学問が、ただの少しでも必要になるっていうんだ!」と嘆いているところでしょうか。
私なりにいくつかの答えを見つけたので、ぜひ見ていってください。
もし学生の人だったら、ちょっと数学のやる気が出るかも。
①ダサい大人にならないため
大人になると、子どもに色々と教えるようになります。自分の子どもであったり、知らない子どもであったり、いろいろな子どもたちに教えます。
もちろん、勉強も教えます。学校や塾の先生でなくても、勉強を教える機会はたくさんあります。
もし、子どもに数学を聞かれたとき、数学ができなかったら「あはは、数学か~、あはは、あははは、はは~」って言うしかなくなります。
そんな大人、どうですか。かっこいいですか。
そういう大人になると、ダサいだけでなく、説得力がなくなっちゃうんですよね。わかります?
例えば、偉そうなことを言っている大人に、「じゃあコレ解いてみてよ」って頼んで、「数学は解けないけど、大人の言うことを聞け!」って言われても、子どもからすれば「は?」ってなります。よね?
数学ができると、それだけで説得力が増します。ほとんどの子どもって、数学が苦手だからです。数学ができると、勉強できる感が出せます。
数学ができないと、確実に子どもにダサいと思われます。なめられます。
②計算ができるとお得になる
はい、聞こえてきますよ。
「計算なんて計算機とパソコンがあればいいじゃん!」
まぁ、それについては確かにそうなんです。人間が計算するよりも、機械にお願いしたほうが早くて正確です。
でも、打ち間違えたら?
機械は正確な計算ができますが、数字を打ち込むのは今のところ人間です。数字を入れ間違えたりしたら、いくら機械でも正確な計算はできません。
そこで必要になるのが人間の計算力ですね。
2桁の足し算を3回した時に、300以上の数になっていたらおかしい、と気づけるかどうかです。
こういった計算力は日常生活にも活かされます。
お得な買い物をするのも、売り上げの確認をするのも、最低限の計算力があればどうにかなります。
サクッと計算したい時に計算機がなくても、計算力があればカバーできるし、計算機を使って打ち間違えていても、計算力があれば修正できます。
基本の計算力は、生活をお得にします。絶対です。
③忍耐力を鍛える訓練になる
数学って、辛いですよね。
公式覚えないといけないし。公式の使い方を覚えなきゃいけないし。
ひとつわからないと全部わからなくなっちゃうから、どこがわかっていないのか見つけて、そこまで戻って理解してから…のように、とにかく辛いです。
そんな数学を頑張るっていうことは、忍耐力を鍛える訓練になります。
精神力とも言えますか、耐えるっていう力です。
この力の応用力は凄まじいですよ。何かあっても、「あの辛い数学を頑張ったじゃないか」って思えるようになります。
④数学は「問題を解決する」ヒントになる
数学というか、もう少し意味を広げて「数学的に考えること」にしてみましょう。
数学的に考えるって、どういうことか?
数学の絶対的なルールは、
- みんなが知っているルールを使う
- みんなが納得できる方法で進める
- みんなにわかるように説明する
です。
そして、このルールの中で、答えを出すために考えていくわけです。
- 問題文から求められていることを読み取る
- 解き方を予想し、検証する
- 答えを出して確かめる
最終的には、答えがどうとかっていうよりも、とにかく過程が大切なんです。
数学という狭い世界でのルールですが、これは私たちの生きる現実世界でも共通しているところがあります。
もしも何か困りごとがあったり、悩み事がある時には、この数学的なルールと過程にあてはめて考えてみてください。
そうすることで、解決することも多くありますよ。
数学は生きやすくするためのツール
数学というと、単に計算するとか、公式を覚えるって感じる人も多いかと思います。
でも、数学で一番大切なのはそれではありません。
数学ができるようになると、日常の問題解決方法が少し変わってきます。
大好きなアイスを溶かして落としてしまった時とか。
「どうして私は好きなアイスが食べられないんだ~!」
ではなく、
「暑くてアイスが溶けやすい状況でゆっくり食べていたからアイスが溶けてしまったんだろうなぁ~!」
という嘆きになるでしょう。(まぁ、ちょっと違う気もしますがこんな感じです)
「暑いとアイスが溶けやすい」っていうみんなの知っているルールを使ってわかりやすく説明することで、自分も納得でき、次のために改善することができるので悩みが小さくなりますね。
大人になってから、改めて数学的に考えるクセをつけるっていう人も多いらしいです。でも、数学的に考えていくと生きやすくなるので、これはおすすめですね。
ぜひ、みなさんも素敵な数学的思考ライフを。エンジョイ。
愛と破壊の戦士あずあみです。
日々の中で感じたこと、考えたことを書き殴っています。
ほろ酔いで読むとちょうどいい感じのブログです。
お酒のおつまみにしてください。
というかシラフで読まないでください。お願いします。お酒を飲んでから来てください。どうか、この通りです。勘弁してください。
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